ランサーズの情報
基本データ
仕事の概要
ランサーズ(Lancers)の仕事は、仕事の依頼者(クライアント)と、仕事をする人(ランサーズでは「ランサー」と言います)がマッチングを行い、直接取引して仕事を行うマーケットプレイス方式です。仕事は、クライアント・ランサーともに匿名で行われます。
仕事の方式は、「プロジェクト方式」「コンペ方式」「タスク方式」の3つがあります。そのうち、プロジェクト方式とコンペ方式は、ランサーが営業をかけて(提案)、採用されればプロジェクト方式の場合はプロジェクト開始、コンペ方式の場合は報酬受取りとなります。プロジェクト方式とコンペ方式の報酬は高いですが、案件の多くはデザイナーなどのスキルが必要で、仕事の難易度も高いです。また、コンペ方式では採用されないとそれまでやった仕事は徒労に終わってしまいます。
タスク方式では、記事作成やデータ収集などの作業で、特別なスキルは必要ありません。また、定員に達していなければ、エントリー次第すぐに仕事が出来ます。報酬は、何らかの理由でクライアントが承認を拒否しない限り、支払われます。
仕事の手順
タスク方式の場合
ログイン後、「仕事をさがす」タブを選択し、ページ左側の「条件検索」枠の選択肢を以下のようにし、「検索」ボタンをクリックします。
カテゴリ ・・・ 「タスク・作業」を選択
方式 ・・・ 「タスクのみ」のみチェック
絞り込み ・・・ すべてチェックを外すリストの中から気に入った作業の依頼名をクリックすると、依頼詳細の画面が表示されます。その中身をチェックし、納得したら「作業する」ボタンをクリックします。ただし、「作業する」ボタンが灰色になっている場合は、定員に達している,クライアントの拒否者リストに入っているなどの理由により、先へ進むことは出来ません。
「作業前の確認事項」が表示されますので、それらの全てにチェックを入れて「作業を開始する」ボタンをクリックします。
作業画面のプレビューが表示されますので、よく見たうえで、ちゃんと出来そうだと思った場合のみ、「この作業を開始する」ボタンをクリックして、作業を開始します。
入力内容の確認画面が表示されますので、誤字脱字などを念入りにチェックし、問題なければ「作業を完了する」ボタンを、直したいところがあれば「戻る」ボタンをそれぞれクリックします。
プロジェクト方式の場合
プロジェクト方式の仕事の大まかな流れは、
- 仕事を選ぶ
- 提案書を作成する(ランサーズサイトのフォーム内で)
- クライアントと具体的な内容の交渉をする
- 内定・採用
- 仕事をやって納品する
となります。
詳しくは、ランサーズ利用ガイド(プロジェクト編)をご覧下さい。
コンペ方式の場合
コンペ方式の仕事の大まかな流れは、
- 仕事を選ぶ
- 提案予約をする
- 提案物を作成する
- 提案物を投稿する
- クライアントから修正要望があれば応える
- 当選すればめでたく報酬をゲット
となります。
詳しくは、ランサーズ利用ガイド(コンペ編)をご覧下さい。
傾向と対策
(注) 以下の内容は、管理人がこれまで経験したものを総括して書いています。そのため、管理人がまだ経験していない仕事については把握できていません。予めご了承下さい。
タスク編
仕事の種類が多い
タスク方式での仕事は、記事作成だけでなく、様々な種類の仕事があります。多くは、ブログ記事投稿,口コミ投稿,アンケート(ほとんど長文形式),データ収集ですが、たまに動画のテキスト起こしなどの仕事がある時もあります。
記事作成の難易度は高くない
ブログ記事投稿や口コミ投稿などの記事作成は実に様々なものがありますが、全体的な感じとして、書きやすいネタでキーワードの制限もないことが多く、他のライティングサイトに比べて難易度は低いです。
データ収集作業は要注意
URLなどのデータを収集する仕事の場合、データを入力したら既に誰かが同じものを入力済みで自分は入力出来ないということが発生し、仕事が完遂するまで想定外の時間がかかることが多々ありますので、ご注意下さい。
依頼の中には悪質なクライアントからのものも
ランサーズには、実に様々な人や業者から仕事が発注されています。中には、商材サイトへの登録作業など胡散臭い依頼もあります。
あやしいなと思った場合は、作業画面のプレビュー段階で「この作業を開始する」を押さないで、その仕事をするのをやめましょう。
プロジェクト編
継続業務が多い
プロジェクトの仕事は、ホームページ制作、スマートフォンアプリ制作、ブログ記事複数投稿、講師など、一定期間継続して行う仕事が多いです。もちろん、途中で投げ出すことは出来ませんので、自分には無理だと思う案件にはエントリーしないように注意して下さい。
中には、特別なスキルがない人でも熱意さえあれば十分に出来る仕事もある
プロジェクト方式の仕事は、htmlやcssの知識、プログラミング言語を使える能力、デザインスキルなど、特別なスキルを要する仕事が多いですが、中にはブログ記事の継続投稿など、タスク方式の作業をやるのと同じレベルの簡単な仕事がありますので、これまで数多くライティングをこなしてきた方は、挑戦してみるとよいでしょう。
プロジェクト方式の提案書は、採用されるような書き方をすること
プロジェクト方式の仕事を始めるためには、提案が受け入れられて契約を結ばなければなりませんが、提案が破棄されれば不採用となって仕事をやれず、報酬もありません。そのため、提案書はしっかりと作成する必要があります。
具体的には、責任を持って最後までやること、納期を必ず守ること、分からないことがあったら連絡することなどを簡潔に記入するとよいです。
自分のプロフィールを積極的にアピールすると有利
クラウドソーシングの仕事は、使う人と使われる人がお互いに顔を見ることがないバーチャルな取引になりますので、リアルの仕事に比べると、クライアント側の不安は大きいです。
そのため、マイページの欄を充実させて人物アピールをすると、クライアントの不安が和らぎ、採用される確率がより高くなります。
最低でも、「ランサーズチェック」や本人確認書類提出・機密保持確認・電話確認は必ず済ませましょう
コンペ編
ほとんどが単発の仕事
コンペの仕事は、ロゴ作成、名刺デザイン、イラスト作成、チラシ作成、ネーミングなどの単発の仕事がほとんどですが、たまにホームページ制作など、明らかに時間がかかるような依頼もあります。
コンペ方式は、仕事が徒労になる確率が高い
コンペ方式の仕事は、下記の例外を除き、提案物が採用されなければ報酬が支払われません。つまり、全く無駄になります。(一応、不採用になった提案物の著作権は自分のものになりますので、理論上は使い回しが出来ますが、実際は同じ仕事が来ることはほぼなしと考えてよいです。)
たいてい、比較的短時間で出来る案件にはたくさんの提案が上がりますので、めでたく報酬をゲット出来る確率はかなり低くなってしまいます。
逆に、提案者が少なかった場合は、「提案数保証」を行使されて、1人も採用されずに全員タダ働きという悲劇も起こりえます。
案件の中には、採用されなくても人数限定で参加報酬が支払われるものもある
コンペ方式の仕事の中には、提案が採用されなくても「参加報酬」が支払われる案件があります。
参加報酬は、採用された場合の報酬に比べるとはるかに安いですが、不採用になっても全く無駄にはならなくなります。ただし、参加報酬は人数限定になりますので、その枠に漏れた場合は、報酬ゼロという悲しい結果になってしまいます。
最終更新日:2014/1/30